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summersunday’s blog

忘れてしまいたいことや どうしようもない悲しさに 包まれたときに男は ブログを書くのです

青春の一冊「海がきこえる」

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特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/pdmagazine

 

 

特別お題です。

 

わたしにとっての青春の一冊

「海がきこえる」という作品です。ジブリ映画にもなっているもの。

海がきこえる (徳間文庫)

 

あらすじ

土佐・高知の名門私立で中・高六年間を過ごした杜崎拓は、東京の私大に合格、無事ひと学期を終え、帰省のため高知行きの飛行機に乗り込んだ。機内でクラス会の通知を眺めながら、彼は武藤里伽子と出会った“あの夏"を思い出す。中三の時、学校側の一方的な判断で修学旅行が中止となり、拓はその騒ぎのなかで松野豊と知り合う。しっかりと自分の考えを持ち、行動している豊に、拓は尊敬に近い想いを抱き、二人は親友になった。高校二年になって、里伽子が両親の離婚により東京から母の故郷・高知へやってくる。成績優秀、スポーツ万能の彼女は編入と同時に一躍有名人となった。だが彼女はクラスメートに馴染もうとせず、目立つだけに女子からは反感を買い、男子からは敬遠され、クラスでは浮いた存在となっていた。それでも豊は気の強い里伽子に惹かれ、何かと面倒をみていた。拓は豊が遠くに行ってしまったような淋しさを覚えるのと同時に、都会から来た女の子に豊の良さがわかるものかと、里伽子に腹を立てていた。その年、修学旅行先のハワイで里伽子はお金をなくしたからと、拓に六万円を借りる。それを返してもらわないまま時が過ぎ、彼らは高校三年、同じクラスになる。ゴールデンウィーク初日、拓は里伽子の唯一の友人、小浜祐美の電話で高知空港に呼び出される。里伽子と祐美は二泊で大阪のコンサートにいくはずだったが、突然里伽子が『東京へ行って、パパに会う』と言い出したという。彼女はハワイで借りたお金を東京行きの費用にあて、着実に計画を練っていたのだ。拓は取り乱した祐美を家に返し、里伽子を東京の父親の許に送ることにする。だが父親はすでに別の女性と暮らしており、娘の訪問を歓迎してはくれなかった。行き場を失った里伽子は、泣きはらした目で拓の泊まっているホテルを訪れる。拓にしがみつき、泣き続ける里伽子。土佐に帰った二人は、それぞれの想いを胸に秘めたまま、卒業していった。*1

 

本について

氷室冴子さんの本。ジブリ映画の原作だったので読み始めました。1990~1992年に徳間書店「月刊アニメージュ」で連載されていたようです。大学3年生のころだったかと思います。発売当時ではなく、中古の本を買いました。

 

青春の一冊として

大学3年生、インターンシップで知り合った女性とお付き合いをして、誕生日にイヤリングとこの本をあげました。ちゃんと読んで、感想をくれたことが記憶に残っています。

 

自分が感情移入した人物

もちろん主人公の杜崎拓です。「東京の大学」に進学するという響きに大層憧れを抱いていたのだと思います。なんとなく映画の拓の髪型など真似していたと思います。大学生時代。アルバイト先の後輩に、この人なかむーさんに似てますね、と言われたときは嬉しかったです。

 

感想

 

親友の松野

松野は里伽子のことが好き。そのことに気が付いてしまいながらも、クラスで浮いているし、そんな人と親友が付き合ってほしくない、そんな感情なのだろうか。親友にはいい人と付き合ってほしい、というような。もしくは、自分も心の底で里伽子のことが気になっていて、どうにも応援できない気持ちなのかもしれない。しかし松野はいいやつです。

 

東京弁

時代劇の世界の話だと思ってた、そんな表現を高知弁に対して使っている。間違いなく受け入れられない。美人な東京から引っ越してきた、勉強もできてスポーツもできる、いけ好かない気持ちに共感してしまう。親のことをママ、パパと呼ぶあたりもお育ちの良い都会の人ってかんじがする。ちなみに東京の美人は好きです。でも性格悪そう、という偏見を今でも持っています。ゴメンナサイ。

 

修学旅行先でお金を貸す

拓は里伽子に6万も貸してしまう。お金を落として困っているという理由で。しかしそのお金は高知から東京の父親へ会いに行くための資金となってしまう。高校生にとって6万円ってけっこうな大金だろうかと思う。

 

空港で友達を騙す里伽子

小浜という友達と大阪へコンサートを見に行くという名目だったのに、友達を騙して東京へ行くと言い出す里伽子。困った小浜は拓へ電話し、すぐに空港に来て、と言い出す。拓は小浜に帰れるようアイデアをだし、里伽子に東京へついていこうか、と提案する。ほんとに、と嬉しく賛成する里伽子。ドキドキの飛行機旅行のはじまり。アラサーの今でも女性と飛行機なんてドキドキしかなかろう。なかろうもん。

 

東京で父親にあまり受け入れられない里伽子

里伽子の父親に宿泊先を手配してもらいホテルに泊まる拓。しかし夜になってそのホテルを訪れて泣き出す里伽子。「ドラマよりひどい」と拓は表現している。なんと冷静な高校生だろう。さすがに泣いている友人をどうこうしようという気持ちにはなれないかもしれないけれど、ホテルで二人、というシチュエーションはなかなか冷静ではいられない。

 

東京の友達がチャラい

東京で友人と会うことになった里伽子。絵に描いたようなチャラさ。元彼らしい。新しい彼女ができたことを知り悔しくなったのか、里伽子は拓をボーイフレンドだということに。なんかスクールカーストの上位層の会話を垣間見れる。マウンティングというやつだろうか。「くだらん」と一蹴する拓がなんだかかっこいい。

 

高知に戻り二人の宿泊が話題に

何もなかった、といってもいろいろと想像してしまうのが青春だと勝手に思ってます。迷惑していることを伝える拓だが、里伽子は特に何も感じていない。口論となってしまう。男子が手を出すのはダメですね。

 

文化祭に積極的に参加せず、女子グループに詰められる

よく見る青春のシーン。ぼくは前のめりで行事に参加するタイプの人でした。やる気のない人を見るとイライラするほうでした。学級委員長とかしゃしゃり出るタイプでした。今思うとめんどくさいやつですね。でも女子に男子しっかり掃除してください、はよく言われていました。

 

回想シーンが終わり、親友が夏の帰省時に空港まで迎えにきてくれる

親友どうしのほっこりするシーン。一緒に夕暮れの海をながめながら、あのとき殴って悪かった、という青春以外のなにものでもないところ。自分も地元の幼馴染がいるので、なんとなくダブる。そういえばその幼馴染が結婚して、子供が生まれた。いつか自分も結婚して嫁と一緒に幼馴染のお家へお呼ばれされたい、そんな夢があります。

 

地元のクラス会

大学生になったときのクラス会で「お前、綺麗になったなー」というセリフは言いたいセリフあるあるでは。しかし現実に大学生になって、アルバイトで自分に使えるお金が増えて、お化粧して、ファッションに気を使って、とっても綺麗になる人が多い。「わたし、ほんとは好きだったんだよ」も言われたいセリフ。そういえば、25歳くらいで総入れ替え戦が行われると聞いたことがある。それで25歳前後でクラス会が多かったわけか。30前後は敗者復活戦だ。

 

高知城を友人と見る

里伽子と見れれば、そんな想像をして見るライトアップされた高知城。ぜひ一度行ってみたいところです。四国は足を踏み入れたこともないので、旅行したいですね。瀬戸内海の島育ちの千鳥の大吾も好きですし。

 

さいごに

原作もジブリ映画も両方面白いです。東京、消耗しに行きたくなってきたな。青春は東京にあるかもしれないです。とってもオススメですので、もしご存じなかったら映画を見るか、書籍を読んでみてください。

 

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