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summersunday’s blog

忘れてしまいたいことや どうしようもない悲しさに 包まれたときに男は ブログを書くのです

横山秀夫さんの作品【感想集】

オススメ オススメ-本 書評、感想 オススメ-映画
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こんばんは。

なかむー(@yuyachama)です。

 

横山秀夫さんの小説が好きなので、軽い感想とオススメをしたく書いていきたいと思います。

 

横山秀夫さん

元上毛新聞社の記者。12年の記者生活を経てフリーへ。

1991年「ルパンの消息」が第9回サントリーミステリー大賞佳作に選ばれる。

 

作品紹介

 陰の季節

1998年発刊。D県警シリーズ。人事担当の警察官が主人公。人事のエースとして働く警察官が、刑事とは違う警察内部の事情を突き止めて推理していくストーリー。陰の季節・地の声・黒い線・鞄の4編。短編で読みやすいです。陰の季節は大物OBの説得の引退を説得するうちに未解決事件との関係性が浮かび上がって天下り先のポストを空けない理由が明らかになっていく。「Q警察署の生活安全課長はパブ夢夢のママとできているホテル69で密会している」とのタレコミからはじまる地の声。婦警が無届欠勤、その真相をさぐっていく黒い線。警察官の不祥事が招く出世レースを描いた鞄。

 

それぞれとってもスリリングで面白いです。出世レースとか、自分が出走するのは消耗して避けたいですが、小説の世界で垣間見るのはとても面白いです。また、最後にはハッピーエンドとは言えないものの、安堵の瞬間があるのも横山秀夫小説のいいところです。

 

 

 深追い

 深追い・・・表題の作。事故死した夫のポケットベルへメッセージを送り続ける女。幼馴染で警察官の秋葉は女のところへ通い、勇気づけるつもりが、メッセージに隠された意図があり・・・。

 又聞き・・・幼い頃、海難事故から助けられた少年の物語。少年を助けるために1人の大学生が事故死をとげる。当時の真実をさがしにいく心情が絶妙。

 引き継ぎ・・・伝説の泥棒とその泥棒の手法の引き継ぎの物語。

 訳あり・・・警視庁から出向してくる捜査二課長の若いキャリアに悪い虫がついた、それを追い払うために真相を追う警部補の話。

 締め出し・・・ギャンググループを補導中に強盗殺人事件発生、その裏ヘッドを追う物語。

 仕返し・・・ホームレスが公園で死亡していた。大きな事件ではないはずが、思わぬ事実が隠されていた。その事実をつかんだ警察署の次長が、悩む物語。

 人ごと・・・三人の娘を持つ老人が、遺産相続などお金の亡者となった娘たちに嫌気がさし、一人植物に囲まれて暮らすが、体調に不安を感じ、警察署前に財布を落とす。のちに亡くなった後、警察官が娘たちに話をしにいくとき、ある事実に気が付く。

 感想

深追い - summersunday’s blog

 

 

 顔

だから女は使えねぇ!鑑識課長の一言に傷つきながら、ひたむきに己の職務に忠実に立ち向かう似顔絵婦警・平野瑞穂。瑞穂が描くのは犯罪者の心の闇。追いつめるのは顔なき犯人。鮮やかなヒロインが活躍する異色のD県警シリーズ。

【内容】

 広報室→捜査一課犯罪被害者支援対策室→強行犯捜査係と異動する女性警察官が主人公。

 広報公聴係のときには、情報をリークする警察内部の人間を特定するために動き、記者とのプライベートな部分での接触を図る。

電話相談室では、ある女性からかかってきた電話に対して深く追っていき、女性ならではの寄り添った対応を見せる。

 銀行強盗の訓練中に本物の銀行強盗が発生する事件や、似顔絵捜査を担当する職員とのやり取りなど、読みがいたっぷりです。

最後には、拳銃を保持する女性警察官が襲われ拳銃を奪われることから重大事件となり、それを追う女性警察官の葛藤を描く。

感想

顔 - summersunday’s blog

 

 

 

第三の時効

法廷でアリバイを主張しだした被疑者の意図を探る沈黙のアリバイ。

 海外渡航時は時効が進まない、第二の時効。はたして第三の時効とは?

 囚人のジレンマに陥る共犯者たち。

 容疑者の身柄を引っ張るため張り込んでいたが、監視していたはずの容疑者が消えた密室の抜け穴。

 13年前に起きた青酸カリ殺人事件を追うペルソナの微笑。

 一家3人殺人事件では容疑者二人を目撃者証言に基づいて追うが目撃者証言に決定的な落とし穴があり、衝撃的な結末を迎えるモノクロームの反転。

感想

第三の時効 - summersunday’s blog

 

 

  

動機

動機・・・警察手帳が紛失、その犯人は?そしてその動機は?

逆転の夏・・・殺人を犯し服役した人物が主人公、服役を終え戻ったが謎の電話により、殺人計画に加わってしまう。しかし電話の主の目的は別にあり、犯人と被害者の逆転。

ネタ元・・・女性新聞記者が引き抜きを受け、逡巡する物語。

密室の人・・・裁判官が公判中に居眠り、そこに隠された家族の秘密。

 

感想

動機 - summersunday’s blog

 

 

 

64(ロクヨン)

一人娘が失踪中の元刑事が主人公。事件から14年後が舞台。昭和64年の事件は、少女誘拐殺人事件であり、誘拐の身代金は犯人に渡り、犯人は未だに逮捕されていない状態です。元刑事は現在、広報官という記者やマスコミと連絡を取り合う役割を担う部署の責任者。刑事部ではなくなりましたが、警察官としてのキャリアを歩んでいます。64事件当時は刑事部で捜査に当たっていました。奥様も元警察官。交通事故の匿名報道か実名報道かで警察が情報を出さないことに憤る記者クラブと広報官のやり取りが繰り広げられ、抗議文や64事件の警察庁長官視察の取材をボイコットすることなどに繋がっていきます。しかし64事件の解決や警察の姿勢を見せるには取材は必須であり、広報官の仕事が問われていきます。被害者遺族への長官慰問を依頼する際に遺族と警察との信頼関係の崩れに気づき、事件当時に警察が起こした失態を突き止めようと奔走します。失態というのは、犯人からの脅迫電話を録音できなかったという事実であり、それによって事件が未解決のままになっていることが浮き彫りとなります。また警察はずっとその事実を隠し脅迫電話の回数を偽ってきました。視察前日には、64事件を模倣したかのような事件が起こります。それによって分かる新事実と64事件解決への糸口が開かれます。

感想

64 - summersunday’s blog

 

 

 

映像派の方は映画化されたものもあります

 

クライマーズハイ

 日航機墜落事故を題材にした、新聞記者たちの奮闘。

 

震度0

震度0の地震と警務課長の失踪。警察組織内の上下関係や、内部の政治などがとても面白く映し出されています。

 

 半落ち

殺人犯が殺人の罪は認めたものの、事件発生から空白の2日間の供述を拒否。

詳しくは↓で

半落ち - Wikipedia

 

出口のない海

特攻隊で出撃した若者を描く作品。

 

 臨場

都内で無差別通り魔殺人を起こした容疑者の心神喪失が認定され、刑法第39条によって彼の無罪が確定。それから2年後、容疑者の無罪を引き出した担当弁護士と精神鑑定を務めた医師が何者かによって殺される。警視庁と神奈川県警の合同捜査本部は、通り魔事件の被害者遺族たちの遺恨が絡んでいるとして捜査を進めていく。そんな中、敏腕検視官の倉石(内野聖陽)は、死亡推定時刻に関する疑問点を理由に犯人は別の人物ではないかと推察する。合同捜査本部の方針とは違った独自の捜査を展開し、事件の裏側に隠された思いも寄らぬ真相にたどり着く。*1

 

 

 

まとめ

本も映画も面白いです!

自分も見ていない映画もあるので、見たら感想書きます!

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