summersunday’s blog

忘れてしまいたいことや どうしようもない悲しさに 包まれたときに男は ブログを書くのです

「人事課長ここだけのナイショ話」を読んで、会社人事の本音を垣間見た

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こんばんは。なかむー(@yuyachama)です。

会社員なので、人事評価は気になります。古めの本を読みました。1996年の本です。20年前。現代に適用されるかわかりませんが、読み物としては面白かったです。一部ご紹介を兼ねて感想を。大企業前提の話かと思いましたし、人事の方の本音が多くて、読み応えがありました。

 

見出し文字は本に書いてあったこと、標準文字は僕の言葉です。

人事課長ここだけのナイショ話

 

 

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面白かった話

・縁故入社だろうが、三流大学だろうが、入ってしまえば関係ない。堂々と出世競争に加わればいい。

たしかに、と思いました。もちろん、一流大学出身者は能力的に出世をしていったりすることがありますが、仕事ができる三流大学の人が出世できないということは無いと思います。それでも、まだ仕事の評価が始まる前から教育を受けたり、優遇されたりすることはあるような気もします。

 

・できる、普通、ダメの割合は2:6:2

ダメの2割には入りたくないものですね。

 

・若手にも関わらず社内横断的なプロジェクトに参加させるのは特別マーク

これは本当にそうかも、と思います。横断プロジェクトはエース社員がやるもの、という気がします。大企業で大規模社内横断プロジェクトに関わるとか、聞いただけで面白そうです。

 

・役員が口をはさむのは重要な人事。派閥の力も試される。派閥維持のための当て馬にされたり、駆け引きの捨て石にされることもあるので要注意

役員の社内影響力とか、事業部の強さとかも大企業では有りそうですよね。長いテーブルで大きな会議室で行われる役員会議、一度でいいから覗いてみたいです。

 

・ゼネラリストの方が汎用性があり出世の可能性が広がっている

スペシャリストよりゼネラリストの方がいいと書かれていました。これに関しては、最近はスペシャリストを重宝するような新聞の記事だとかビジネス雑誌などの記事で見たりするので、スペシャリストから出世も有りうる気がします。大企業のエリートはどんな仕事させても良い仕事しそうだから、ゼネラリストな気もしますが。

 

・エリート部門は優秀な人材が集まるから、平均的な能力でも相対評価で標準以下の評価をされ損をする

エリート部門という部門がどういうところかわかりませんが、忙しい部署にはたくさん働く社員が集まるような気がします。やっぱり花形部署ってかっこいいですよね。

 

・上司が「オレは休暇もとらず、残業をどんどんやる奴を評価する」というモーレツ世代の管理職が現役を退くまで実力主義の徹底は期待できない

これは20年前の思想かと思いますが、現存もする気がします。自分の上司は40代ですが、残業をどんどんやる人が評価されています。自分も、残業どんどんやる人が出世していくのに不満はありません。

 

・勤続年数による長期休暇制度は、自分がいなくても仕事がスムーズに流れることを実感させるのが目的。自分の代わりになる部下を育てているかも評価となる。

これにはハッとさせられました。代わりになる部下を育てるのも大事なんですね。そういえば勤続の長い人たちが一斉にハワイ旅行に行ったという記憶がよみがえりました。楽しそう。

 

・簡単な目標で自己採点を高くするよりも、難しい目標に挑戦したほうが、自己採点が低くなったとしても上司の評価は高い

やっぱり難しい目標設定っていいですよね。意識高い。自分は絶対に達成できる目標しか設定できていないので、もっと攻めたいです。

 

・部課長は数年先までの異動案が頭に入っている

これほんと?という気もしますが、なんとなくのイメージ図はあるような気がします。特に管理職候補は数人に絞られていると思います。それでも急成長する人がいたり、急失速する人もいますし、わかりません。

 

・若い優秀な社員は目立つ職場へ人事異動の華にする。あとはトランプカードを配るだけ

思わず官僚たちの夏を思い出しました。優秀な社員は花形部署へ。あとは穴埋め作業。それでも穴埋め作業も神経使いそうです。こういう仕事やってみたいなあ。楽しそうすぎる。一日中考えてられます。

 

・よく職場を動く人は優秀かダメ社員かのいずれか

納得です。優秀な社員が多い気もしますが、若くて異動する人は、デキる男感がもろに出てます。合コン行ってもモテまくる、なんでもデキる男いますよね。

 

・窓際族になったとしても指名解雇されるまで自分から辞めることはない。周囲の冷たい視線を気にしなければ、仕事の内容に比べて高い給料がもらえる、いうことなしじゃないか

人事の方のこの正直なストレートな意見、笑ってしまいました。たしかに、と思います。閑職で、給料は高い、嬉しい人は多いはず。

 

・第二新卒募集は定期採用で優秀な事務系社員が採れなかったメーカーが多い

第二新卒という概念は聞いたことがありますが、早期離職はイメージが悪い、というのも聞いたことがあります。それでもミスマッチは避けられないことも多いと思います。

 

・女性問題は当人が有能なら冷やかされる程度

こちらも納得です。仕事もバリバリ、プライベートもバリバリという人もよく見ますし。自分は仕事もダメダメ、プライベートもダメダメなので、仕事はそこそこ、家庭に尽くす人間になりたいです。

 

・若い女の子が欲しいなら古株を辞めさせることだ

人事の方のご意見です。しかし古株の方の仕事の効率っぷりは脱帽ですよね。なんでも対応してくれてめっちゃ嬉しいです。しかし職場に若い女の子がいるモチベーションも捨てがたいのが事実。早く落ち着きたい。嫁が欲しい。

 

・女子高女子大出身者は営業は無理じゃないかという印象

こちらも人事の方の意見。そうかな、と疑問に思います。女子高女子大だから男性に免疫がないとも言えない時代です。いくらでも出会いはありますし。

 

・お局様は情報源

人事の方の情報源だそうです。たしかに古株の女性社員の評価が役員にダイレクトで伝わることも多いみたいですし。おそろしや。

 

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厳しめの話

・自分の存在証明を大学名でしかできない人はかわいそう

5年経過したあとにも大学名などで存在証明をしている人はかわいそうと書かれていました。やばい、ちゃんと仕事で成果を出せる人になりたいです。

 

・昇格が遅れたとき、リカバリーできる許容範囲は3年まで

3年以上は昇格した人に追いつくのが難しいとのこと。管理職での経験もあるようなので。こちらも銀行の出世レース合戦の話なのかな、と考えながら読みました。課長になれる人が数年に一人しか出ない職場だと、あまりイメージができない話でした。

 

・大卒で最終的に課長になれない人は、サラリーマン失格の烙印を押されたようなもの。課長になれないことがはっきりしたら、転職を考えるか、会社は生活費を得るところと割り切ってサラリーマン人生とは違う価値観をもった生き方を見つけることだ

こうもハッキリ言われると、笑うしかないですね。自分は大卒ですが、課長になれる気がしていません。相当な努力と実績が要りそうです。ゆっくり違う価値観を見つけられる準備を進めたいですね。

 

・将来の重役候補と騒がれると周囲から潰される

こちらも納得できる意見です。もちろん出る杭のまま、圧倒的スピードで突き抜ける方もいるように思いますが、日本的大企業では出る杭はなんとしてでも打つ習慣も残っている気がします。というか調子にのった人ってやっぱり嫌われて上手くいかないですよね。人柄も良い、好かれるタイプの人が最終的に上にいきそうです。

 

・気に入らない上司の下に着いたら忍の一字だ

忍耐、こちらも大事のようです。上司に恵まれないと、仕事は辛いと思いますが、デキる人であれば跳ね除けて成果を出せるとも思います。自分はとても恵まれているので、ゆっくり自分のペースで頑張りたいです。

 

・転勤拒否へのペナルティが厳しいのは、やむを得ず転勤した人へのシメシがつかないから

こちらも全国転勤があるような企業であればやむを得ない気がします。最近ではエリア限定なども多いと感じますが。それでも大企業で海外駐在とか、本社も地方も経験して上に行く典型的なコースも小説でよく見ます。

 

・ダメ社員の左遷は出世にフタをされたということ。どうあがいても再浮上することはない

片道切符ですね。辛い。逆に、いままでの評価が高い人はいったん閑職に就いてもそこで評価されれば敗者復活はあるようです。

 

・プロパー社員はダメ社員でもかわいいのは人情。人材流動化といっても、会社が潰れない限り同じ会社にいたほうがいい

教育からかかわったプロパー社員がかわいいのは本音のようです。潰れない限り同じ会社にいたほうがいいというのも納得できます。前向きな転職は良いとも考えていますが。

 

・中途採用者は専門分野で力を発揮しようと決めることだ。プロパー社員と同じトップマネージメントにかかわろうと思うと挫折を味わうことになる

中途なのでこちらの言葉は刺さりました。今から転職したとしても、トップマネージメントは難しいというのも考えました。やっぱり長く同じ会社に居ることはプラスに働くことが多いと感じます。そう思うと新卒で入る会社って大事ですね。

 

・精神的な病気は、長引くし再発しやすいので激職にはつけられない

こちらも人事の方の本音かと思います。激職、激務な環境はそれに耐えられる精神力と体力と能力が必要だと思います。再発しやすい、というのもあるので、復職後の環境キープがいいように思います。かくいう自分がこちらの状況です。

 

・総合職は教育にコストをかけているから10年は勤めてもらいたい、結婚するので辞めますでは元がとれない

人事の方の意見なので、厳しいように聞こえますが、そうなのかもしれません。それでも新卒で入社するときの年齢で、誰と結婚するかも、結婚する人が転勤が無い人かも分かりませんし、難しいですよね。

 

・きれいな都心のオフィスで働きたい人が多い

女性総合職の本音というところに書いてあった言葉です。一般職と変わらないとも書かれていました。女性の社会進出が20年で変わってきているので、男子と同等に転勤もするキャリアの方も出てきていると思います。それでも、きれいな都心のオフィスで働きたい人が多いというのも事実だと思います。日本の大企業でキャリアを積むより、女性で優秀な方は外資系に行ったほうが居心地が良いような気もします。あくまで個人的な意見です。

 

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記事書いてみての感想

4500文字超。長くなりました。スミマセン。本は読み物としてとても面白かったです。自分が経験した企業は20年前とそれほど大差の無い古い体質の会社なのだということも分かりました。女性の総合職の話では、失礼な言葉もたくさん見当たりました。終身雇用、年功序列賃金など、自分が大学生のときに、日本も変わると聞いていましたが、実際のところどうなのでしょうか。こちらの本に書かれていることに共感することも多くありましたし、本当かなと思うこともありました。自分の意見としては、やはり同じ会社に居られるうちは長く居た方が良いと思っています。しかし、転職が絶対に不利というのも変わってきていると思います。大企業でプロパー社員と出世レース争いをするのは難しいかもしれませんが、20代の転職であれば、努力で挽回できるチャンスも少しは有ると思っています。

 

 

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