summersunday’s blog

忘れてしまいたいことや どうしようもない悲しさに 包まれたときに男は ブログを書くのです

映画「プレシャス」の感想

こんばんは。

なかむー(@yuyachama)です。

 

「プレシャス」を見た感想と、社会問題や、自分ができる社会への貢献方法など考えてみました。非常に重くて見ごたえのある映画です。

 

プレシャス

 

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あらすじ

1980年代後半、ニューヨーク・ハーレムにて母親と暮らす16歳の少女。両親からは肉体的にも精神的にも虐待を受け、学校は義理の父親に妊娠させられてしまったことがきっかけで退学となる。校長先生からの紹介で、EOTO(Each One Teach One)という教育機関に通うことに。読み書きもままならない生徒が通う学校で、最初は先生やクラスメイトに心を開くことができずにいたが、先生の熱心な姿勢と、自らの意志の強さで徐々にクラスメイトとも信頼を築いていく。両親からの愛を受け取ることができずにいた少女が、学校の先生やソーシャルワーカーの助けを借りながら、何よりも自分の強い意志のもとで社会へと適応していこうと奮闘する物語。

 

かんそう

非常に重い内容でした。母親からは、食事を作るように指示をされ、マズいと無理やり何人分も食べさせられ、少しでも気に入らない態度を取れば手を出され。実の父親と義理の父親に妊娠させられてしまい、本当に見ていて辛くなるシーンが続きました。本人が学校の校長先生と面談する中でも、家に来てほしくない、何も問題ない、と強がる様子は、家に来ると母親からまた強い虐待を受けることを予想できていたからのようでした。

退学者が集まる教育機関では、他にも様々な理由で来ている生徒たちと、熱心な先生とともに一緒に学ぶことができます。生徒たちはとても個性的ですが、読み書きができるようになり、少しでも良い教育を受けることで、社会に出ていきたいという前向きさが伝わってきて、とても応援したい気持ちになります。また、プレシャスと先生との交換日記のようなやりとりによって、先生と生徒以上の信頼関係が築かれていく様子が、見ていてとても温かい気持ちになります。

子供を産んで家に戻った時に母親から激怒されて家を出たときには、先生が必死で住む場所やこれから生きていく方法を探してくれます。先生の家で過ごすときには、ボードゲームをしながら団欒する様子について、プレシャスが(なんでこんな親切なんだろう、こんな温かい気持ちは初めて)と感じています。

過酷な環境の中、ソーシャルワーカーの方とも面談し、これからの生き方などを考えていく様子は、社会の在り方を考えるきっかけとなります。2人の子供は引き取ってくれる人を探すべきか、自分は学業を続けるべきか、子供を育てていくために働くべきか、一緒に暮らしたいと願う母親とは一緒に住めるのか、などプレシャスが意思表示をしていく姿は、価値観や考え方の違い、大切にしたいものなどによって大きく意見が分かれる部分でもあり、社会の一員として考えるきっかけとなりました。

非常に重い内容で、クソっほど真面目な感想文になりました。ぜひ!