summersunday’s blog

忘れてしまいたいことや どうしようもない悲しさに 包まれたときに男は ブログを書くのです

ミスティックリバーは大変よい映画でした【2003全米マスメディアを最も震わせた映画】

こんにちは、なかむー(@yuyachama)です。

 

ミスティックリバーという映画をみました。感想です。

ミスティック・リバー (字幕版)

 

ミスティックリバー感想

プレビュー動画

www.youtube.com

 

あらすじ

3人の幼馴染を殺人事件が再会させる。

刑事、被害者の父、容疑者として。

 

警察より先に犯人を見つけて殺そうと誓う父、

殺害事件が起きた夜、自分が何を犯したのか自問自答する容疑者。

 

犯人が一体誰なのか明かされないままに進むストーリー構成になっており、真犯人が誰なのか、何が起きたのか推理サスペンスのようにも進んでいきます。

 

登場人物

ジミー・・雑貨店店主。娘を殺害される

ショーン・・地元の警察。殺人事件を担当

デイヴ・・容疑者。ジミー・ショーンと幼馴染。幼少期誘拐事件に巻き込まれる。

 

3人が幼馴染。幼少期は一緒に遊んでいたが、事件がきっかけで疎遠となる。

 

ケイティ・・ジミーの娘。被害者

ブレンダン・・ケイティの恋人。ラスベガスへ駆け落ちする予定であった

レイ・・ブレンダンの弟。声が発せない

 

ネタバレあらすじ&感想

映画が人を惹きつけるのは、

自分が決してできない経験を疑似体験、疑似的な感情を味わえるところではないかと思っています。

 

このミスティックリバーでおそらく主人公とされるのはジミー。娘を殺害された人です。

 

娘想いで、娘が外出する際には、うるさい父親のようなセリフは言いたくない、と自由に娘を送り出します。

娘が恋人と駆け落ちしようとしているなんて考えもせず。

 

そしてジミーには前科があり、強盗などの悪事をしていたこともありました。そして、娘の恋人のブレンダンの父は過去に自分を売って懲役を逃れているということも判明します。出所後にミスティックリバーへ沈めたことも明らかに。

 

そして未だにつるんでいるガラの悪そうな仲間たち。

 

実際にはそのような立場や境遇にはなれない人であっても、娘が殺される、という事実で感じる想いというものは共有できるものだろうと感じます。

 

最終的に、デイブという幼馴染が殺人犯であるとさまざまな証言から自分なりに導き出したジミーは、デイブを殺害します。娘を殺した犯人を自らの手で。

 

しかし現実は思わぬ方向へ進みます。真犯人が別にいたのです。映画を見ているこちら側は、デイブを殺すシーンを見ながら、早まるな、という感覚を抱き、また命乞いをするデイブにも感情移入を始めます。

 

デイブは過去、誘拐事件に巻き込まれ性犯罪を受けています。そのときの経験は決して忘れられないトラウマとなり、本人の心に傷をつけています。その傷は永久にフタをしてあり、一度自分は死んだのだと言い聞かせて、今生きている自分は別人なのだと言い聞かせることで精神を保っています。

 

デイブは事件当夜、性犯罪に巻き込まれそうになっている少年を見つけ、犯人が許せずになぐり殺してしまう、という犯罪を犯しています。こちらの感覚自体も共感してよいものかわかりませんが、そのようなトラウマを抱えている人が突発的な衝動を得る感覚は分からなくはないです。どうしても許しがたい言動など、人を殺害してしまうほどに心の傷を負っている、という解釈ができなくもないです。

 

物語が興味深く感じる部分として、最終的にどういう道をたどるかは視聴者に委ねられているところではないかとも感じます。というのも、ジミーが娘を殺したと勘違いし殺害してしまったことを知っている刑事は、ジミーをすぐに捕えようとしていません。

 

また長女を殺害されながらも、幼い娘が二人、妻が一人。そして妻へは自分が犯した罪を自白しながらも、妻からは変わらない愛情を感じています。自首をするのか、デイブの妻へ送金を続けるのか。

 

なんとも後味が悪い作品ではありますが、自分が体験したとしての極限状態の精神状態で、映画に登場する人たちのような行動を取らずにいられるか、そんなことを考えながら作品を見ました。

大変よい作品です。もっとも震わせた映画。まさに。

 

あとがき

ブログを書き始めたきっかけでもある映画作品の感想共有。

もし映画を見た人がいて、自分もそう感じた、それは初めての感想だ、なんて共有できたらうれしいと思っていました。また、誰かがこの感想を見て、見てみたいと感じてくれたら嬉しいな、なんて。

 

もっと飛躍すると、こうした感想を書いているうちに、この映画も見て感想くれませんか?なんて見つけてくれるどこかの編集社や映画配給会社の方なんかがいて、自分も物書きデビューなんてのを夢見たりしていたのも事実です。

 

まあそこまでの夢物語にはならずとも、予想以上に読まれだしたブログとともに、よき人間関係も見つかりながら、改めてこれからの生き方を模索しつつある現状です。

 

それでは!