summersunday’s blog

忘れてしまいたいことや どうしようもない悲しさに 包まれたときに男は ブログを書くのです

映画「64」(ロクヨン)の感想ーあらすじ・ネタバレあり

こんにちは!

なかむー(@yuyachama)です。

 

映画を見ました。アマゾンプライムビデオ で。

 

64という横山秀夫さん原作のものです。

 

64(ロクヨン)の感想

あらすじ

昭和64年、7歳の少女が誘拐される事件が起こった。

身代金は奪われ、少女は殺害されるという最悪の結末に。この事件を警察はロクヨンと呼び犯人逮捕へ向けて動き続けていたのだった。

 

犯人が捕まらないまま時が過ぎ、時効間近の事件に警察庁長官の視察が決まる。被害者遺族宅への慰問許可を取ろうと広報官は奔走するが、拒否されてしまう。

 

被害者遺族と連絡を取り合っているはずの刑事部との関係が切れていることに気づき、事件後に退職した警察官の存在が判明する。

 

その警察官が残したメモの内容や当時の担当警察官たちの証言から、警察が事件当時に録音失敗していたことを隠ぺいしていたことが判明する。退職した警察官は隠ぺいを告発しようとしたがもみ消されていたのだった。

 

そのときにロクヨンを模倣したと思われる誘拐事件が発生。昭和から続いてきた事件へと繋がる重要な情報が明らかになっていく・・・・。

 

 そんな内容のミステリー?サスペンス?です

アマゾンプライム会員ならプライムビデオで無料で見られます!

 

アマゾンプライムビデオ

 

感想とネタバレと

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ここから感想です。ネタバレあり。

 

この映画のみどころは豪華キャストの演技と、横山秀夫さん原作のストーリーだと思います。

 

豪華キャストについて

主人公の元刑事で現広報官役に佐藤浩一さん。

広報室は、綾野剛さん、榮倉奈々さん。いいメンバー!

 

警務部で警察官出世頭に仲村トオルさん。この人については小説で主人公となるシリーズがあり馴染み深いキャラクターです。

 

刑事部長に奥田瑛二さん、課長に三浦友和さん、捜査一課次席に小澤征悦さん。

 

元ロクヨン捜査官に吉岡秀隆さん、窪田正孝さん。

 

県警記者クラブに瑛太さん、坂口健太郎さん。

 

模倣事件の被害者に緒方直人さん。

 

主人公家族に夏川結衣さん。

 

キャストが豪華すぎて、採算合うのか気になってしまいますね!

 

原作ストーリーの見どころ

・広報官と記者クラブのやりとり

原作者の横山秀夫さんは元新聞記者のためリアルな警察との情報のやりとりがうかがえます

 

・広報官の人事と刑事部との関係

刑事部の次席まできていた主人公は、2~3年警務部で働き刑事部へ戻るつもりであったが、子供の行方不明による事情などから刑事としての将来について悩む。年ごろの娘は刑事で人を疑うように見る父の目が嫌いだそうで。

 

・警察組織の上下関係

完全な縦社会である警察官の世界。キャリアとノンキャリア。命令は絶対であるということなど独特の世界が見られます。

 

・警察庁と地方警察

キャリア組は数年で他の県警や東京を行き来するが、地方はずっと地域を守り続けている。重要な人事について地方が守り続けてきたポストを取られることに反発する地方。ここも興味深いところです。

 

・事件と被害者遺族の執念

被害者遺族の執念によって解決へと向かう事件。また警察官、元警察官たちの正義への信念も見どころです。

 

ラストと感想

ロクヨン事件後、警察への不信感を募らせた遺族は、自力で犯人を見つけようとする。方法は、声を聞いたことがあるという情報だけを頼りに、タウンページで片っ端から電話をかけ続けることだった。

幾年も無言電話をかけ続け、ようやく犯人にたどり着く。

 

・父親は犯人の娘を連れ去ろうとするも、思いとどまる。

⇒このシーンは見ていてとても切なくなる、泣けるシーン。痛いほどに父親の気持ちが伝わってきます。

 

・無言電話の途中で広報官宅へかけ、行方不明の娘だと思い込んで訴える広報官の声を聞く

⇒ここから警察庁長官の慰問を受け入れることに繋がる。

 

・事件の警察官のうち、自宅班だった数名は自分たちのミスによって最悪のケースを招いたと人生に絶望するメンバーばかり。ひとりはひきこもり、ひとりは警察を辞めることに。

⇒ひきこもっていた方が、模倣事件後に出てくることができるシーンはとても泣けました。また、警察を辞めて警備員をしていたメンバーも模倣事件に加担することとなり、最後は自首するシーンが出てくる。そこまでして法律ではなく自身の正義感や信念を貫こうとするところは、いろいろと考えることが多いと感じました。

 

さいごに

記者クラブと警察広報官のやりとりが取り上げられやすい映画ですが、事件の真相もかなり気になる面白い作品です。

 

映画の中とはいえ、娘を殺された遺族や、それに関わった警察官たちの人生は大きく変わっています。

 

そんな人たちに感情移入しながら、事件解決へ向けて動く警察官たちと、それに伴う警察内部の裏事情が面白いです。

 

ぜひアマゾンプライムやレンタルDVDなどで見てみてください。

 

 

 アマゾンプライムビデオ