summersunday’s blog

忘れてしまいたいことや どうしようもない悲しさに 包まれたときに男は ブログを書くのです

映画「シンプルプラン」の感想とネタバレあらすじ

こんにちは!

映画「シンプルプラン」の感想です。1998年アメリカ映画。

 

予告編↓

 

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シンプルプラン感想

あらすじ

ハンクは妊娠中の妻とともに田舎町で貧しい暮らしを送っていた。ある日、ハンクと失業中のハンクの兄ジェイコブ、そして同じく失業中のジェイコブの友人ルーは、墜落した自家用機の中から440万ドルの現金を発見する。この大金が自分達の未来を変えてくれると信じた三人は、現金を自分達の物にするためのシンプル・プランを立てる。

(シンプル・プラン (映画) - Wikipedia )

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感想

映画を見終わると、お金って人を狂わせるのかな、というふうに感じました。偶然雪の森の中で見つけたセスナ機とその中にあった440万ドル。日本円で5億を超える金額だそう。自分だったらどうするだろうか、など考えました。映画を見終えるまでは、見つけた3人と同じように、しばらく放置して、誰も気が付かなければどこか遠くへ逃げて使うのかもしれないと思います。

 

主人公ハンクについて

この映画を見る際に感情移入したくなるのはハンクです。妻は妊娠中から出産をするところ。薄給ながらも仕事があり、幸せな生活を送っています。兄は無職。

 

お金のことを妻に話したときの妻の様子は、やっぱり倫理観の強い意見が上がり、警察に届けたほうがよいという意見でした。

 

お金を預かり、見つかりそうになったら燃やすというプランを練ることも、とても頭が切れる考えだと映画で描かれています。

 

ひとつめの殺人(通りがかりの老人ドワイト)

映画の中で、お金のために人が殺されていきます。お金さえなければ平和だった暮らしが、お金があることで殺人を犯すまで狂っていく人の様子。

 

ひとつめは雪山にお金を戻しに行くときに偶然スノーモービルで通りがかった老人が、セスナ機の墜落現場の方向へ向かおうとしたところを止めようと殴ってしまいます。殺人犯は兄。まだ息があった老人を窒息させたのが主人公です。それをスノーモービルの事故に見せかけることで犯罪を逃れようとします。

 

最初の殺人は偶発的な出来事のようでしたが、なぜ殴る必要があったのか、疑問でなりません。

 

ふたつめ、みっつめの殺人(金を見つけた仲間のルーとルーの妻)

ふたつめの殺人はルーというお金を見つけた仲間です。

ドワイトの件でお金の前倒しを要求されたことで悩んでいた主人公ハンクは、妻からの助言で「ドワイトを殺した」という自白ゲームを用いてルーをはめようとすることを計画します。

それによってハメられたと怒ったルーは、ショットガンをかまえます。銃を向けられて威嚇射撃をされたことで、兄のジェイコブが猟銃でルーを撃ってしまいます。

 

これについてもお金さえなければここまでの悲劇は起きなかったんだと思いながら見ていました。ハメられたことで怒る気持ちもわからなくもないですし、弟を守るために撃ってしまう兄の気持ちもわからなくもないです。

 

よっつめ、いつつめ、むっつめの殺人(保安官、FBIを騙る犯人、兄ジェイコブ)

FBIを騙り大金を探しに来た犯人と、地域の保安官、主人公と兄でセスナを探しにいきます。

セスナを見つけた保安官にすぐに発砲する犯人。ひとつ殺人が起こります。

 

主人公は撃ち合ったように見せかけて犯人を撃ちます。この現場を見ていた兄は、後悔してなにもかも限界だと言いながら倒れます。兄は弟に殺してくれと願い、そうしなければ自分で死ぬと言います。それを聞いた主人公は涙ながらに兄を撃ちます。

 

なんのためのお金だったんだろうと悲しくなる結末です。

見つけた当初は宝くじに当たったかもしれないというくらいに、一生遊んで暮らせるくらいのお金なのですが、それがとんでもない悲劇を生むことになりました。

 

物語の結末

森の中でひとり生き残った主人公ハンクは、互いに撃ち合って死んだのだということで罪を免れます。

お金については操作の中で、番号が控えられていて使われたらすぐに分かるということが明らかになります。これを聞いたことですべてのお金を家の暖炉で燃やし始めます。

 

本当に大金を見つけたがゆえに起こった悲劇の物語です。

 

とくに、大金によって人が狂っていく様子が衝撃的な映画でした。

 

個人的に印象に残っているのは、最初は倫理観の高い意見だった妻が、途中から「わたしは一生貧しい日々を過ごすの?」と問いかける部分です。一度得られるかもしれないと思ったものが手に入らないとなると人は混乱するものなのだと考えさせられました。

 

見終わった感覚はあまりよくないですが、お金さえあればなーなんて考えている自分の考えを改めるよい映画でした。

 

「人生にとって必要なものはシンプルで、愛する妻に、まともな仕事、いい友人や隣人に恵まれること」